トゲが刺さったら…5円玉を押し当てると抜きやすくなる

公開日: 更新日:

 細かい木片や竹片、サボテンなどのトゲ。昔はよく「抜かないで放っておくと、血管から入って心臓に刺さる」なんて言われたものだが、そんなことはまずない。では、どうすればいいか。東京警察病院・形成美容外科の澤田彰史医師が言う。

「細かいトゲが刺さった場合、慌てて爪で取ろうとすると、かえって押し込んでしまいます。トゲを抜くときは『毛抜き』や『ピンセット』を使いましょう。トゲが皮膚の外に大きく出ていれば、『ガムテープ』などを貼って刺さった方向と同じ角度ではがせば抜ける場合もあります」

 しかし、皮膚から出ているトゲの部分が少なく、毛抜きやピンセットで挟みにくい。そんなときは5円や50円の硬貨を使うといいという。硬貨の穴の開いた部分をトゲの中央に置き、押し当てる。肉と一緒にトゲも盛り上がって出てくるので、挟みやすくなる。

「トゲが抜けたら水道水でいいので、流水で洗浄してください。その後は、必ずしも消毒液などの薬を塗る必要はありません。ばんそうこうを貼っておけば、たいがい1~2日内に自然と治ります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動