【肩凝り対策】トレーニング前後は“伸ばす”と“刺激”で
前回のトレーニングで鍛えた三角筋と僧帽筋の筋肉をほぐす静的ストレッチと、肩甲骨周辺の動的ストレッチを紹介する。
「30秒以上静止した状態で筋肉を伸ばす静的ストレッチに対して、動的ストレッチはある動きを一定回数繰り返し、関節や筋肉に刺激を与える運動です。血行がよくなるだけではなく滑液の分泌も促されて関節の動きが滑らかになりますので、運動前のウオームアップとして最適です」
◆三角筋と僧帽筋中部の静的ストレッチ
①正座をして、背筋を伸ばしたまま上体を前に倒し、腕を伸ばして両手を床につく。②片方の腕を肩から曲げてもう片方の腕と膝の間を通す。曲げた方の腕の肩を床につけ、背中や肩周辺の筋肉をグッと伸ばした状態で30秒キープ(写真(1))。このとき、曲げた方の手のひらを上に向けるのがポイント。左右行う。