タレント矢部みほ独白 子宮筋腫に苦しんだ日々と手術まで
調べたら、筋腫は8センチと大きいものでした。医師からは「薬で筋腫を小さくしてから腹腔鏡で取りましょう」と言われ、その方向で治療が始まりました。
「リュープリン」という薬を注射することで生理が止まり、筋腫が小さくなるとのことでした。
ところが、6カ月しても筋腫が6センチぐらいにしかなりません。「6センチもあると腹腔鏡では取れない」と言われ、開腹手術の方向で話が進んでいきました。痕が残るのはちゅうちょしましたが、「生理痛から解放されるならそれでもいいか」と思って手術を覚悟しました。そして、自分のブログに「○日に開腹手術になりました」といった内容をアップしたんです。
すると、それを見た知人が「子宮筋腫で開腹手術? なんで? もっといい方法があるよ」と教えてくれたのです。もう来週手術というタイミングだったんですけど、一応話だけは聞いておこうと、マネジャーと一緒にその治療法を行っている病院に行きました。
そこで勧められたのが「UAE」(子宮動脈塞栓術)という手術です。「子宮につながる動脈にカテーテルを使ってゼラチンのようなものを入れ、一時的に血流を詰まらせて筋腫を縮小・壊死させる」という説明がありました。脚の付け根からカテーテルを入れるだけなので、傷はほとんどないとのこと。実際、もう毛穴ぐらいの痕しかありません(笑い)。