タレント矢部みほ独白 子宮筋腫に苦しんだ日々と手術まで
子宮筋腫は良性の腫瘍で、女性の4人に1人はなるありふれた病気です。でも、だからといって普通のことだなんて思っちゃダメ。私自身、若いうちに病院へ行って相談していれば、周囲に迷惑をかけずに済んだし、何十年も痛い思いをすることはなかった。筋腫だって小さいうちに見つければ、リュープリンは必要なかった。あれは一時的に閉経するので、更年期障害にもなったんです。“若いから大丈夫”じゃなくて、若いうちから対処したほうが妊娠・出産も楽なはずです。実際、私の妹は子宮筋腫だったために妊娠しづらく、出産時は筋腫のせいで帝王切開でしたから……。「生理痛の放置はよくない!」と、声を大にして言いたいです。
▽やべ・みほ 1977年、北海道生まれ。92年にアイドルグラビア雑誌でグランプリを受賞したことをきっかけに芸能界デビュー。その後、グラビアを中心にテレビドラマやバラエティーで活躍し、現在もドラマ、舞台、写真集など幅広く活動している。「アウト×デラックス」(フジテレビ系)、「サンデージャポン」(TBS系)などに出演中。