管理栄養士が推奨 「午後4時に間食」の肥満予防効果とは
サルコペニア、フレイルは健康寿命を縮めることにつながる。
■果物がおすすめ
足立氏が勧めるのは、昼食から4時間前後経った頃に、200キロカロリーほどの間食を取ることだ。スナック菓子やケーキ類、清涼飲料水など「糖質の塊」は血糖値を上げやすいためNG。足立氏自身が日常的に取っているのは、キウイやリンゴなどの果物、ヨーグルト、チーズなど。
「果物はいずれも血糖値を上げやすいと考えている人がいますが、最新の研究で否定されています。キウイやリンゴは糖質の中でも果糖が多く含まれており、血糖値を上げにくい。かつ、食物繊維が豊富なので血糖値の上昇を抑えます。さらに、ヨーグルトやチーズもタンパク質が中心で、血糖値の上昇を抑制します」
果物は現代人に不足しがちなビタミン、ミネラルが豊富なのも好都合。ショ糖(果糖と同じく糖質の一種)が多い果物は血糖値を上昇させるが、ヨーグルトなどのタンパク質と組み合わせればそれを避けられるという。