米国では9人に1人が発症…深刻な産後うつに新薬が初の承認
あらゆる女性がアクセスできるものではないとの批判を受けています。
開発・発売したセージ・セラピューティクスは2010年創立の新しい会社で、開発費が全て価格に反映されて値段が跳ね上がったと推測されます。今後、大手他社が参入してくることで値段が下がってくるのではないかとの期待も持たれています。
これまで産後うつを経験したお母さんの中には、「悪い母親」の汚名をかぶるのを恐れてその体験を共有できず、一人で苦しむケースが少なくありませんでした。新薬発売で、産後うつの実態が世の中に広く知られ、一人でも多くの女性が何らかの治療を受けられるようになることを願ってやみません。