著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

こんまり大ブームの陰に汚い部屋が与える健康への悪影響

公開日: 更新日:

 “こんまり”こと近藤麻理恵さんの本「人生がときめく片づけの魔法」はアメリカをはじめ世界中でベストセラーになったのはよく知られる通り。

 今年1月1日からは、こんまり本人がアメリカの家庭を回って片付けを伝授するテレビ番組「Tidying Up with Marie Kondo」がNetflixで配信され、チャリティーなどへの服や本の寄付が激増するなど、全米で新たなこんまりブームが巻き起こっています。そして、大変な盛り上がりを見せているのが、「散らかった家が、健康に大変な悪影響を与えていた!」という話です。

 まず、脳というのは整然とした状態を好むため、モノがあふれかえる環境にいると、認知機能に過剰な負荷がかかり、記憶力が低下したり、集中力や情報処理能力が失われる。

 雑然とした場所にいると、体内のストレスホルモンであるコルチゾールが増加し、ストレスや不安の原因になる。そのため、免疫や消化機能が低下し、2型糖尿病の原因にもなるといいます。

 睡眠にも影響があり、入眠しづらかったり、熟睡の妨げの原因になるとの研究結果も。 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ