リビングの正しい掃除法をプロが伝授 100均グッズが武器に
窓は閉めて、屋外から入ってくる風で、掃除により舞い上がったほこりや病原菌が部屋中に拡散することを防ぐ。力を入れて掃除機を動かすのもNGだ。
「床のホコリを吸う前に吸引口が移動するため、ホコリが取れないからです。フローリングの床を濡れ雑巾で拭くのもダメ。雑菌を塗り広げることになります。正しくは掃除機は軽くゆっくり動かす。乾いた汚れの除去には乾いたクロスを使います」
■絨毯の裏には目に見えないカビが
フローリングは100円均一で購入できる「スクイージー」(写真)のゴムの部分を5ミリ間隔で切って使うといい。ホコリがウソのように取れる。
「絨毯は排気口が高い位置にある掃除機で、引きながらホコリを吸い取ります。排気口が低いと絨毯のホコリを舞い上げ、部屋中にばらまいてしまいます。掃除機を前に押しながらの掃除だけでは絨毯の毛が倒れてしまい、絨毯内に閉じ込められたホコリは吸えません」
カーテンや絨毯の毛裏には見えないカビの胞子がついている。この時季、処理しないと梅雨が大変。