武東由美さんは出血性膀胱炎から腎臓の“異常”が見つかった
ナットクラッカー症候群は、左腎の静脈が隣接する動脈に挟まれることで左腎の内圧が上がって血尿が生じる状態です。要は、遊走腎によってナットクラッカー症候群が起こりやすい体質のようで、「病的な状態ではないので、うまく付き合っていくしかない」と言われました。
■血尿に慣れ過ぎて大きな病気を見逃してしまうのが怖い
次の夏で出血性膀胱炎と診断されてから丸3年になります。おかげさまでこの1月の検査でも異常なしでした。でも、今も時々、血尿はあります。もう、「またか」程度にしか思わなくなってしまいましたが、医師に言わせると「血尿に慣れ過ぎて、大きな病気を見逃してしまうのが一番怖い」そうです。
だから「1年に1回でいい」と言われた検診をあえて半年に1度にしてもらっています。
子宮頚がんを検査していただいた神戸の病院からも、「もう10年経過したので東京の病院でもいいですよ」と言われたのですが、私はあえて神戸まで通っています。いつでも行ける東京の病院に替えたら、どんどんサボってしまいそうな気がするからです。