新型コロナウイルス検査で注目集める「血液抗体検査」とは

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 また簡易検査キットの精度への不安もある。

「こうした点を理解せずにむやみに使えば、逆に感染者を増やしかねないと心配する声もあるのです」(永田教授)

 現在、世界中で新型コロナウイルス用血液抗体検査キットの開発が行われており、日本では横浜市立大学などで進められている。

 中国国内では、診療ガイドラインに採用されている中国製検査キットがある。これを日本企業が輸入発売しているが、あくまでも「研究用」としてだ。

 ちなみに同キットは少量の血液で、IgMとIgGを15分以内で検査することができ、価格は1検体分当たり2500円としている。

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