コロナ禍のインフルエンザ対策<下>熱が出たらどうすべきか

公開日: 更新日:

 PCR検査には、鼻に綿棒を入れて検体を採る「鼻咽頭ぬぐい法」もあるが、せきやくしゃみが出るリスクが高いので、ほとんどの一般のクリニックでは唾液によるPCR検査を採用している。

 このように、新型コロナとインフルエンザの検査を同時に受けられる医療機関は限られる。

 さらに懸念されることがある。

「従来、インフルエンザの検査は一般のかかりつけ医で受けられましたが、新型コロナの流行でインフルエンザの検査も行わない施設も出てくるかもしれません。インフルエンザの迅速抗原検査は鼻咽頭ぬぐいで行うからです」(大谷院長)

 また、発熱のある患者はPCR検査で陰性が確認されないとインフルエンザの検査を受け付けない施設も出てきそうだ。発熱があったら早めに身近な医療機関に受診の仕方を相談することだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動