夫が高血圧、糖尿病、脂質異常症なら妻も発症しやすい
夫婦で生活習慣の改善に取り組むことは、長続きしやすい点も含めて、とてもおすすめです。
共に50代前半のAさんご夫婦は、お酒が大好き。お子さんがいないこともあり、夜は晩酌が欠かせません。
運動を日常的に行い、食事内容にも気を付けているため、アルコール摂取量は多いものの、健診で数値の異常を指摘されることはありませんでした。
しかし、「長くお酒やおいしいものを2人で食べたいから」と、お酒の量を少し減らすように決めたそうです。
土日は昼からワインを開けていたのを、スポーツジムへ夕方に行くようにして、夜までアルコールは飲まないようにする。平日夜は、日本酒からワイン、またはワインから日本酒というようにアルコールの種類を変えると飲酒量が増えるので、どちらか一方にする。
飲まないことが習慣化している人からすると、「大した変化じゃない」と思うかもしれません。でも、健診で数値の異常が出ていない現段階では、三日坊主にならない方法としてベター。長く続けられることが最も重要です。