<5>熱と息苦しさで眠れずコロナで亡くなった友人の顔が浮かぶ

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■レムデシビルの効果を実感するも母の適用は?

 15時。レムデシビル点滴投与開始(約1時間30分)。

 19時。夜でも熱が上がらない。前日の高熱がウソのようだ。レムデシビルの効果を実感。しかし、10日くらいはアップダウンを繰り返すそうで、油断できない。

 入院3日目朝7時。平熱。息苦しさも咳も改善。

 15時。レムデシビル投与2日目。さらに症状は改善、確実に効いている気がする。

 17時。母の熱は37・5℃と伝え聞く。辛そうだ。血中酸素濃度が下がればステロイド、熱が続く場合、肺の画像が中等症に悪化していればレムデシビル申請とのこと。米国学会はレムデシビル推奨、WHOは反対と治療の標準は定まらない。医師が感染対策室と連携し、最善の選択肢を吟味、検討してくれている。「早く母にもレムデシビルを」との思いが強い。杖歩行なので、転倒も心配だ。スカイプカメラで24時間ウォッチしてもらった。

 20時。母の熱が38℃まで上がった。緊張感が高まる。この時、コロナ新規感染者は減っていても、死亡者は増えていた。

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