へそのゴマの正体は?掃除して取ってもいいのでしょうか

公開日: 更新日:

 ただし、過度にこすったり、ゴマを取りすぎて傷が付き赤く腫れ、細菌が繁殖し化膿する「臍炎」を引き起こすケースがありえます。泌尿器科や外科で処置をしてもらったり、抗生物質の軟膏を塗ることで治りますが、治療を受けて1カ月以上たっても症状が改善しなかったり、臍炎を繰り返す場合は「尿膜管遺残症」が根本原因である可能性があります。

 へそと膀胱は尿膜管と呼ばれるチューブ状の管でつながっています。尿膜管は、胎児が尿を母体に流す役割を果たし、通常は生前に閉鎖します。これが生後も閉じずに残っている状態を尿膜管遺残と言い、尿膜管の切除手術が必要になります。50、60代で突然へそが化膿して発覚するケースもありますから、へそが腫れたり、うんだりしたらまずは診察を受けてください。

 個人で掃除するなら、オリーブオイルでふやかした綿棒で、へそのくぼみの中を湿らせると簡単にゴマを取れます。なかなか取れないときは、綿球をオリーブオイルでひたひたにし、あおむけに寝転がって、へその上に10分ほど置いておくとすくいやすいでしょう。掃除は頻繁にする必要はありませんが、へそから見えている範囲のゴマはその都度、取り除くと清潔に保てます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  3. 3

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  4. 4

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 5

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  1. 6

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  2. 7

    なぜ姉妹曲「2億4千万の瞳」と売り上げで3倍もの差がついてしまったのか

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】

  4. 9

    「あの無口な少年が…」佐野海舟の下半身醜聞に母校関係者は絶句、その意外すぎる評判

  5. 10

    高石あかりって誰?→「御上先生」で知名度爆上がり 次の次の朝ドラヒロインの魅力は「アポロの歌」でも“予習”可能