白髪染めはファッションカラーで!不自然感ゼロの白髪染め最新事情
「コロナで高額な基礎化粧品の売り上げがすごく伸びているんです」とは、美容・ファッション情報を取り扱うPR会社社長。オンラインで会議や飲み会をする機会が増え、結果、自分の顔をマジマジと見る機会も増えた。それによって、容姿の老化が改めて気になり始めた女性がかなりいるのだと言う。
「不自然に見えない白髪染めを徹底追及する人も増えていますよ」
こう話すのは、女性の流行に詳しいライターの日々晴雨さんだ。最近、インスタグラムでは「#白髪ぼかし」「#脱白髪染め」「#育てるハイライト」といったハッシュタグがよく見られるとのこと。白髪染め情報を積極的に発信する美容院も出てきている。
「そういう美容院の投稿を読んでみると、『真っ黒な白髪染め、やめませんか』『ファッションカラーで白髪を染められます』の言葉が並んでいるんです。実は私、染め上がりが真っ黒になる“黒染め”を何年もしてきたんですけど、髪が伸びると白髪と黒髪がはっきり分かれ、かえって白髪が目立つ。そうじゃない方法を探している人は多い」(日々さん)
「ファッションカラーで白髪染め」に積極的な美容室「SHEA.青山店」(東京・表参道)代表の佐藤幸治さんによれば、これまで白髪を染める方法として一般的だったのは、白髪染め専用の薬を使う方法、草木のヘナを使う方法、そしてヘアマニュキアだった。