「急に声が細くなって…」歌手・平浩二さん 今年患ったばかりの「くも膜下出血」を振り返る

公開日: 更新日:

 コロナ禍なので東京から駆け付けた家族にも会えず、寝ていても落ち着かない日々でした。

 そんな頭痛もだんだん落ち着いてきてだいぶ楽になってきたときに、医師から「これから4~5日が第二の山です」と言われてドキッとしました。結局、何事もなく乗り越えましたけどね。

 たくさんつながれていた点滴が日に日に少なくなっていって、背中に入っていた水頭症防止の水抜きの管も抜けてしまうと、不思議なものでちょっと不安でしたね。あんなに点滴が嫌だったのに「全部抜いちゃって大丈夫なの?」と看護師さんに聞いちゃいましたもん(笑い)。

■高血圧が原因だった

 あとから、最初の病院で止血をしてくださった先生が山口大学の出身で、名医との連携やヘリの手配など全部やっていただいたと聞きました。おかげさまで何の後遺症もなく、わずか40日後にはステージで歌うことができました。倒れた際、現場で機敏に対応してくれたステージスタッフと、救急車内で励まし続けてくれた石田社長、そして関わってくださった医療関係の方々の素晴らしい連携があったからこその奇跡だと思っています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…