ナス・豆・ごまを組み合わせて痔を改善する
なかなか人に言えないつらい「痔」の痛み。食の力で少しでも改善を図りましょう。
痔にはさまざまなタイプがありますが、その根底にあるのは「血の巡り」の悪さ。中医学で、「血」といわれる体質の場合、肛門周辺の血流が悪くなり痔になりやすいのです。
血の人は普段から慢性的な肩こり、頭痛持ち、関節痛がある、打ち身やアザができやすいといったトラブルが見られがち。
痔ばかりか、がんなどの悪性腫瘍、血液がドロドロになり、あちこちに固まりやすいことから脳梗塞、心筋梗塞にも要注意な体質です。
改善のためには、血行を促進する食材を取り入れることが大切。
おすすめの野菜はナス。血を全身に巡らせる作用が高く、痔の改善に優れた効能があるのです。
黒キクラゲも痔の救世主。血液を浄化してサラサラにするとともに、痔の痛み止めにも威力を発揮します。
また、痔は人間のエネルギー源である「気」が不足している場合にも引き起こされます。この場合、痛みが少ないものの、痔核が飛び出す、脱肛しやすいといった傾向があります。