ファストフード店が多い地域では糖尿病の人が多い 米国医師会誌に論文
中央値で5.5年にわたる追跡調査の結果、食環境におけるファストフード店の数が10%増加すると、都市部、郊外、農村部いずれにおいても糖尿病の発症リスクが1~2%増加しました。一方で、スーパーマーケットでは店舗数が10%増加すると、郊外と農村部において糖尿病リスクが1~3%低下しました。
食環境が直接的に糖尿病のリスクを高めているわけではないと思いますが、論文著者らは「ファストフード店の数を制限し、スーパーマーケットを増やすことが、糖尿病患者を減らすことにつながるかもしれない」と結論しています。