スポーツで体づくりするなら手羽先で「強筋骨」の働きを高める
新しい年を迎え、今年は健康のためにスポーツを始めようと気持ちを新たにしている方もいることでしょう。薬膳はスポーツによい体づくりにも役立ちます。
スポーツにおける体づくりのポイントになるのが、質のよい筋肉づくりと骨の強化。そのためにまず必要なのが人間のエネルギー源である「気」と、体に栄養を与える「血」を補うことです。
気の補充は、スポーツにおける持続力を高めることにも役立ちます。
おすすめは鶏肉で、中でもぜひ取り入れていただきたいのが手羽先です。薬膳では、肉は部位ごとに異なる効能があるとしています。手羽先には、鶏肉本来の気を補う作用に加え、中医学で「強筋骨」という効能があります。なんとも強そうで頼もしい言葉通り、筋肉と骨をダブルで強化する働きがあるのです。久しぶりのスポーツで、ぐったり疲れてしまった……というときのスタミナアップにも高い効果を発揮します。
魚介類ではウナギが手羽先と同様に気を補うとともに、強筋骨の働きを備えています。