自由診療歯科医が教える歯のケア(2)磨きすぎは歯をダメにする

公開日: 更新日:

 ではどうするのか? 単に力を込めて歯磨きすることをやめればいいだけだが、若い頃から続けてきた歯磨きの加減を急に変えるのは難しい。ただでさえ歯列の乱れや歯肉がやせて歯茎が下がった中高年の歯磨きは、磨き残しが起きやすく大変だ。そこで注目したいのが高性能の電動歯ブラシ。

「高性能の電動歯ブラシは丸形ブラシが左右に回転して汚れをかき落とす『回転式』と細長ブラシが高速振動する『音波振動式』があります。私が薦めたいのは音波振動式で、音波振動と超極細毛で人間の手では届かないところの汚れや取れない汚れをしっかり除去してくれます。しかも歯に強く押し付けようとすると動きを止める機能がついている。それでいて、手で行う歯磨きと同じく、歯と歯の境目は斜め45度の角度で毛先を当てるのは同じです」

 機種によってはスマートフォンと連動し、専用アプリで歯磨きの状態を視覚化して確認できるものもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」