オープンオフィスと聞くと、オープンな交流を促進するようなイメージを持ちますが、実態はそうとは限らない。実験では、オープンオフィスが“透明”な空間となり、被験者である社員がプライバシーを守るために周囲を気にしすぎる傾向にあったといいます。
消極的になり、他者へのコンタクトをバーチャルな交流であるメールの文面に切り替えた結果、メールの量も内容も無駄に増えてしまった。これは、大変興味深いですよね。職場においても、個人を尊重する環境は大切。「風通しが良い=オープンなオフィス」ではないと、覚えておいてください。