【青じそ】殺菌効果が高く消化不良を防ぐ「魔法の葉っぱ」
青じそは、食あたりだけでなくじつにさまざまな効果がある食材です。発汗を促して悪寒を追い払い、冷えを改善。冷えによる胃痛にも役立ちます。風邪の初期症状で寒けがするというときも、青じそをたっぷり取り入れると効果的です。
また、気の巡りをよくしてストレス解消にも役立ちますし、ストレスで胃が痛むというときのお助け食材でもあります。さらにはアレルギー症状に対する効果が高く、花粉症の改善にもおすすめです。そのほか夏バテ、吐き気にも効果を発揮。体調管理のために大いに利用したい「魔法の葉っぱ」のような存在といえます。
食あたりは、消化をつかさどる臓器「脾」の働きが低下したときにも起こりやすくなります。脾の働きを高めるナガイモ、カボチャ、豆類、きのこ類も併せて取り入れるとよいでしょう。抗菌力が高く、整腸作用に優れた梅干しと組み合わせるのもおすすめです。
■青じそ高齢薬膳レシピ
梅しそ風味のナガイモ雑炊