ポルトガル料理「バカリャウ・ア・ブラス」を食べて思う

公開日: 更新日:

 マカオが好きで、コロナ前は頻繁にマカオへ出かけていた。格安航空で金曜日深夜に日本を発ち、土曜日早朝に香港着。そこからマカオに行き1泊。日曜日には香港へ戻り、深夜便で日本へ帰国。そのまま出社という、超弾丸スケジュールだった。

 ギャンブルには関心がなく、マカオでも一度も経験がない。ではなぜそんなにマカオに引き付けられるかというと、食。マカオ料理にハマってしまって、「あ、あれ食べたい。マカオに行こう」となってしまっていたのだ。あぁ、マカオに行きたい。

 マカオ料理は、ポルトガルと中国・広東省の影響を受けているので、ポルトガル料理と似通ったものもある。マカオに行けないのならポルトガル料理で欲求を満たそう、と先日、都内の某店に出かけた。

 タラを干したバカリャウを使ったコロッケ、そしてバカリャウと千切りジャガイモを炒めた「バカリャウ・ア・ブラス」を堪能。

 とてもおいしかったのだが、その一方で「コロアン(マカオ最南端の島)のレストランで海の音を聞きながら、アフリカンチキン(マカオ名物の鳥料理)を食べたいなぁ」と、涙が出そうなほど強く思った。(和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出