著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ロブスター】にはエネルギー、酵素の生成に必要な「セレン」が豊富

公開日: 更新日:

 セレンはビタミンEと一緒に摂取することで、吸収しやすい形になることがわかっています。アーモンドやピーナツ、ひまわり油、オリーブ油などのビタミンEが豊富な食材と一緒に食べるのがおすすめです!

 そのほかにも、疲労回復効果が期待できるタウリンや、脳や目にダイレクトに働くことができる数少ない抗酸化物質であるアスタキサンチンも多く含まれます。さらには、食物繊維と似た働きを持つキチンも含まれていて、大腸がんの予防に効果があることも報告されているんです!

 ロブスターのエネルギーは100グラムあたり約96キロカロリー。そのうちの76キロカロリー分はタンパク質としてのエネルギーであることからも、かなり高タンパク低エネルギーであることがわかります。午前中にタンパク質を多く取る方が筋肉量をアップできることもわかっていますので、ぜひ、朝ごはんや昼ごはんにロブスターを召し上がってみてはいかがでしょうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇