著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【スイスチャード】視力維持・免疫・抗酸化に役立つビタミンが豊富

公開日: 更新日:

 スイスチャード(Swiss chard)は古代から栽培されてきた野菜でカラフルな茎の見た目からも料理のアクセントとして用いられることも多いです。エジプトや古代ギリシャ、古代ローマの時代にはすでに食べられていたという記録があります。その後、中世ヨーロッパで人気のある野菜となったそうです。

 スイスチャードという名前は16世紀に、スイスのボタニストである、コンラッド・ゲスナー(Conrad Gessner)が命名したことに由来しています。ただ、スイスチャードはスイスが起源ではなく、その命名に関連しているだけだそうです。特に地中海地域や地中海料理でよく使われる野菜で、イタリアやフランスなどの地中海沿岸諸国ではメジャーな食材として親しまれ、現在ではその栄養価の高さから世界中で注目されています。

 日本では、北海道や青森県、新潟県などが主な産地となっていて、一般的には早春から初夏に収穫されることが多く、まさに今が旬の季節! 比較的耐寒性があり、涼しい気候下でも育ちやすいため、日本の一部地域では秋から冬にかけて栽培されることも。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末