栄養素充足率トップクラスのキウイで水分補給し熱中症対策
梅雨の晴れ間や梅雨明けは、思いがけず気温が上がる日がある。気がついた時には熱中症……とならないように、今から対策を講じるべき。
「真夏じゃないのに、熱中症?」と思う人もいるだろう。真夏じゃないからこそ、積極的な熱中症対策が必要なのだ。
人間の体は、暑い日が続くと暑さに慣れていく。これを暑熱順化という。しかし、暑くなり始めは暑熱順化ができていないので、熱を放散しにくい。また、汗に含まれる塩分が多く、ナトリウムを失いやすい。結果、熱中症になりやすい。
体を暑さに慣れさせるためには、日頃から運動や入浴で汗をかくこと。さらには水分を意識して取ることだが、よく言われる通り、水分は一気に取っても体内に吸収されないので、こまめな摂取が肝心。「その需要を満たし、ヘルシーな間食としてキウイがおすすめです」と言うのは、管理栄養士のShieさん。
キウイは身近なフルーツで栄養素充足率ナンバーワン。ビタミンC、ナトリウム、糖、カリウム、マグネシウム、カルシウムと熱中症対策に必要な栄養素が含まれている上、キウイに含まれる抗酸化ビタミンは紫外線による肌の老化を防止する。