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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

猛暑の中で労働を強いるのは合法? アメリカの厳しすぎる労働条件

公開日: 更新日:

 ところが南部テキサス州では、雇用主に対し暑さ対策を一切求めていません。保守共和党が圧倒的に強いテキサス州議会では、このような法律を制定することは、特にブームが続く建設業界などの雇用主にとって、負担が大きすぎると考えているからです。

 こうした状況を受けて連邦政府は、国全体をカバーする暑さ対策の基準の策定を進めていますが、施行されるまでにはかなりの時間がかかると懸念されています。

 温暖化対策と同様、労働者の保護がなかなか進まない中、全米の職場で重度の熱中症にかかった人の例が、連日ニュースになっています。

 これも行き過ぎた資本主義の産物だという怒りの声も、特に若者の間で高まっています。

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