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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

来年4月から新制度スタートの子宮頸がん検診…HPV検査と細胞診の2段構えの意味

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 新制度は自治体での子宮頚がん検診が対象で、当面は準備が整った自治体からスタート。職域検診は含まれず、20~29歳もこれまで通り細胞診です。ただし、世界的には2段構えが主流ですから、受診者の引っ越しなど運用の問題を改善しながら、日本も広がっていくと思います。

 子宮頚がんは英語でマザーキラー。現役世代の生活に大きな影響を与えますから、男性も人ごとではないのです。

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