「コンタクトレンズ」を使うならかかりつけ医が必要な3つの理由

公開日: 更新日:

 コンタクトレンズ(以下CL)の全国の使用者数は推定1500万~2000万人。国民の約10人に1人が装着している計算だ。近年は視力補正のためだけでなく、カラーCLや黒目を大きく見せるサークルレンズなどがおしゃれアイテムとして人気になっている。さらに遠近両用コンタクトも普及し、若者から高齢者まで幅広い世代で使用されるようになった。半面、CLが「高度管理医療機器」という意識が薄れ、トラブルも増加している。改めてなぜ、CLにはかかりつけ眼科医が必要なのか。眼科専門医で「自由が丘清澤眼科」(東京・目黒区)の清澤源弘院長に聞いた。

  ◇  ◇  ◇

①眼障害を防ぐ

「一番の理由は、CLによる眼障害を防ぐためです。CLにはサイズが大きくフィット感が良く、CL初心者や運動する人に向いているソフトCL、強い近視や乱視の矯正に優れたハードCLがあります。それぞれに使い捨てや長期使用タイプがあり、素材や管理の仕方も異なります。自分に合うCLでなかったり、正しい管理でなければ、視力が十分出なかったり、目に障害を受け、最悪、失明の恐れすらあります。自分にどのCLが合うのか、どう使うのか、眼科で定期検査して常に正しい使い方を学ぶ必要があるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇