動揺してストレスを感じた時はどうすればいいのか?
酷暑とも言える猛烈な暑さが日本列島を襲っています。それに伴い、大気が不安定となり、各地でゲリラ豪雨や線状降水帯が発生しています。大雨による被害も珍しくなくなっているため、災害時にどのような対応を取ることが望ましいか。さらには、万が一、こうした状況に遭遇した場合、心のケアやストレスとの向き合い方も重要になってくるでしょう。
ベングリオン大学のクロンドが2016年に行った、EFTに関する過去の研究を総合的に検討した「メタ分析」(複数の研究結果を統合し分析すること)によると、EFTは不安解消に効果があると結論づけています。
EFTとは、おでこや目の下、顎、鎖骨などをトントンと軽く叩く(タッピングする)ストレス解消法のこと。セルフコントロールをする際に、おでこをトントンと30秒ほど叩くと、欲を抑え理性が働きやすくなることが明らかになっています。
人がストレスや不安を感じるのは、脳の一部の“扁桃体”に起因します。この扁桃体がマイナス信号を感じると、発汗やふるえ、イライラなどを引き起こすようになります。