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荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

本格的な花粉症シーズンが到来…早めの対策が大切

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 これからの時期は、暖かくなってくるとなんだかうれしいものです。しかし、晴れて暖かい日や風が強い日などは花粉が飛散しやすいので注意が必要です。また、雨が降ると花粉の飛散は少なくなるのですが、翌日に晴れた場合には、花粉が飛散しやすいことも知られています。

 症状のひどい方は、本格的に花粉が飛び始める前から抗アレルギー薬を服用するなど、早めの対策が大切です。一部の抗アレルギー薬は薬局でも購入可能ですし、近年は花粉症の治療薬もかなり増えてきています。自分に合った治療について、医師・薬剤師に相談されるのもよいでしょう。

【連載】クスリ社会を正しく暮らす

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