アサヒ飲料「十六茶」は今年で発売30周年 中身は時代と共に変わっていた!
毎月16日は「十六茶の日」。十六茶といえば、アサヒ飲料が販売しているブレンド茶を思い出すが、もともとはシャンソン化粧品が開発して、1985年にティーバッグで発売されたもの。93年からはアサヒ十六茶として販売を開始し、今年で発売30周年になる。
十六茶の名前の通り、ハトムギ、大麦、ハブ茶、発芽大麦、玄米、ビワの葉、タンポポの根、トウモロコシ、ゴボウ、あわ、きび、柿の葉、ミカンの皮、小豆、ナツメ、ゆずの皮の16素材をブレンドしているが、これは時代に応じて変化させている。
かつてはアマチャヅルやカワラケツメイ、シイタケ、大麦若葉、仙草、グァバなどがブレンドされていたこともあった。
十六茶の起源は中国にある。
「東洋発想の『六臓六腑四味覚』の考えに基づき、この『六』+『六』+『四』を足し、カラダにやさしく、そしておいしくという願いを込めて『十六茶』と名付けましたが、十六茶の考えのもととなっている『東洋健康思想』は2000年以上前から中国で根付いています。中国では昔からブレンド茶が飲まれており、唐の時代では献上品にも使われていました。十六茶の起源が中国というより、開発のヒントとして『東洋健康思想』を参考にしました」(アサヒ飲料の担当者)