医療事故マンガ「脳外科医 竹田くん」がSNSで急拡散 モデルと指摘される病院を直撃すると…
■名指しされている病院の担当者は…
SNS上で名指しされているのは兵庫県赤穂市の赤穂市民病院。同病院は昨年6月、脳神経外科の男性医師が8件の医療事故を相次いで起こし、うち1件は医療過誤と認定したことを公表。
同病院によると、手術後に2人が死亡し、6人に障害が残ったといい、院長や事務局長らによる「院内医療事故調査委員会」が医療事故と判断。赤穂市の牟礼正稔市長が「患者、家族に大変申し訳ない」と謝罪する事態となり、日本脳神経外科学会は同10月、同病院について専門医指定訓練施設の認定を停止した。
詳述は避けるが、マンガで描かれているのも、この医療事故とケースが似ており、ネット上では、<これが実態だったのか><事実とすれば恐ろしい話><ホラーマンガよりも怖い>と拡散し続けている。
果たしてマンガのモデルは赤穂市民病院なのか。同病院に事実関係と受け止めを聞いた。
──SNS上で「脳外科医 竹田くん」という医療事故を描いたマンガがものすごい勢いで拡散しているが。