ワンちゃんネコちゃんも熱中症には要注意! 皮下補液なら脱水は数分で解消する

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 この夏は歴史的な猛暑で、各地で40度近い体温超えの暑い日が相次いでいます。そうなると怖いのが熱中症です。飼い主さんも大変ですが、ワンちゃんやネコちゃんも注意してください。

 人は大量の発汗から脱水を起こし、めまいやしびれ、こむら返りなどの症状が現れてきます。しかし、ワンちゃんやネコちゃんは、汗腺などの数が少なく、発汗の異常では脱水に気づきにくい。脱水を判断する目安は、皮膚です。ひとつは大きくつまんで元に戻る速度で、健康ならすぐに戻りますが、脱水すると2秒くらいになります。もうひとつは、汗でベタベタしたウエット感です。

 まずは水をかけたりして冷やすこと。意識障害がなければ、自宅でミネラル電解水を少しずつ飲ませて様子をみることも可能ですが、ボーッとするなどしていたら受診してください。

 人が熱中症で病院にかかれば、点滴で脱水を解消しますが、ワンちゃんなどは必ずしも点滴とは限りません。皮下補液という処置も重要です。

 ワンちゃんやネコちゃんの皮下組織は、組織同士の間にすき間があります。そこに針を刺して、電解質バランスが適した補液を注入するのが皮下補液です。

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