野田佳彦氏には消費税アップ含む「7つの大罪」…立憲代表選に意欲満々の裏で透ける魂胆
立憲民主党の代表選に意欲満々の野田佳彦元首相(67)。党内では「安定感がある」「論戦で政府と渡り合える」と、泉健太ヘナチョコ代表よりましだ、と期待されている。
しかし、ちょっと待ってほしい。古い話で覚えている人も少ないだろうが、民主党が政権からズリ落ちた2012年11月の党首討論だ。
野田氏は安倍自民党総裁に「消費税を上げる代わりに議員定数削減を約束するなら解散してもいい」と言ってのけて総選挙で惨敗した。そして政権復帰した安倍自民党は「野党との約束だ」と消費税アップをしたものの、定数削減はスルーした。
消費税だけではない。野田氏は在任中に安倍路線のレールをすべて敷いていたのだ。日刊ゲンダイでコラムを連載中の高野孟氏は「野田の7つの大罪」としてこう指摘している。
①安保法制=野田の「国家戦略会議」で「集団的自衛権の行使」を認めていた
②武器輸出=「包括的な例外協定」を発表
③オスプレイ=米国の要請で12年10月に沖縄配備