猫飼う40独女が準備する「防災グッズ」元カレのアレと被災した親の経験談が沁みる…
猫いる40代独女がゆる~く準備する防災グッズ
9月1日は「防災の日」でした。地震や台風などに対する不安が高まっている今、災害に備えていますか? 私は、しなきゃしなきゃと焦りつつも完璧にはできていません…。準備しようにも防災グッズは膨大にあって、何から買えばいいのかわからない!
そんな人は多いのではないでしょうか。そこで、私(40代、独身、猫と同居)がゆる~く準備している防災グッズをご紹介したいと思います。
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まずは買っておきたい「ポータブル電源」
これは絶対に持っておきたい! とずっと欲しかったのは、大容量の充電ができるポータブル電源。ポータブル電源ってデカくてゴツくて高いというイメージだったのですが、探せば意外とコンパクトなものも売ってました。
私が購入したのは、シンプルで部屋にも馴染むデザインのこれ。重さも1.6キロしかないので持ち運びも楽々です。お値段もかわいく、購入価格は14,800円でした。もっと高いイメージだったのですが、このぐらいの価格帯のものも割とあるんですね。
とはいえ、容量もコンパクトなのでスマホなら13回程度、扇風機なら6時間まで…という簡易的なもの。私のような一人暮らしならまあ、やっていけるかな…と思いますが、家族4~5人がこれ1台で過ごすのは心許ないかもしれませんね。
本当はソーラーパネルを一緒に購入し、そこで充電するのがベストなのでしょう。こちらは未購入ですが近々買う予定です。
スマホの充電器ももちろん持っていますが、私はバッテリー型ではなく電池式派。なぜならいつも充電するのを忘れるから…。どちらも常備し、備える予定です。
断水したらどうする?「簡易携帯型トイレ」
実は東日本大震災で地元が被災しているのですが、両親が話していた「とにかくトイレがつらかった」という言葉が頭から離れません。
断水し、トイレが流れない状態は精神的にとてもきついとのこと…。そこで自宅に常備しているのが、簡易携帯トイレです。袋の中に入っている凝固剤が、排泄物を固め、匂いまで防いでくれるという代物。こちらはなんと、100円均一のダイソーにて購入できます。
ダイソーは防災グッズが充実していて、大型店舗では防災グッズコーナーを大々的に展開していたりします。
また、500円商品ですが、袋型ではなく、便器の形をしたダンボール製の簡易トイレも発見。お金をかけずに備えておけるのはありがたいですね。
意外と大事「ホイッスル」&「ミニ懐中電灯」
なんでホイッスル? と思う方もいるでしょうか。ホイッスルを使うような状況になりたくはないですが…例えば、家が倒壊したりがれきに巻き込まれたりした際に、自分の居場所を伝えるために必要なグッズ。
大声で叫べばいいじゃん、というのは間違い。なるべく体力を消耗しないため、役に立つのがホイッスルなんです。
災害時だけではなく、日常で危険な目にあった際に助けを呼ぶこともできますね。ポーチに入れて持ち歩いたりしてもよいのでは。私はヘルメットに結びつけています。
また、一緒にヘルメットに付けているのはミニ懐中電灯です。こちらもダイソー商品で、ちょっと昔のギャルっぽいデザインが気に入っています。小さいけど、明かりは十分。
ちなみに、なぜ年季の入ったヘルメットを持っているのかというと、建築系で働いていた元カレのお古です(笑)。
ペットと逃げるには「リュック型キャリーバッグ」
愛猫家であれば、猫のための防災グッズも大事ですね。猫と一緒に避難するために、まず必要になるのは猫を入れるリュックやキャリー。
普段はスイスイ移動できる、ペット用のキャリーカートを愛用していますが、混乱する街中をキャリーで移動するのはきっと困難ですよね。そこで、避難用にリュック型のキャリーバッグを別に購入しています。
リュックなら両手も使えるので、背中に猫を背負い、両手には人間用の必要品を持つ予定。猫様は環境の変化を怖がりがちなので、なるべく外が見えないタイプのものが良さそうです。
繊細なペットために折り畳み「ペット皿」と「トイレ」
もし自宅を離れることになってしまったら…猫様のために必要となるのは、ご飯を入れるお皿とトイレでしょう。
まず、持ち運び用のペット皿をダイソーで購入。折り畳めるので邪魔にならないコンパクトさが助かります。ちょっと小さめサイズではあるけど、継ぎ足せば問題ナシ。
そして、折り畳めるペット用トイレはネット通販で購入しました。丈夫な布で出来ていて、小さく折り畳める仕様です。繊細な猫様はどこでもしてくれるとは限らないので、自分の匂いの付いた猫砂も一緒に入れておきます。
ほか、私は購入していませんが、ペット用の折り畳み・持ち運び可能なサークルやケージもあるみたいですね、より快適に過ごしてもらうなら、買っておくのも良さそうです。
防災セットを購入しよう
もちろん、これだけで万全なわけじゃありません。衛生用品などは防災グッズがつまった防災セットなどを購入し、手元に置いておくことが一番だと思います。いつか来るかもしれない災害に備え、準備しておきましょう。
(編集MS/コクハク編集部)