タカタ<下>中興の祖が決断したエアバッグ進出が裏目に
タカタは1933(昭和8)年、滋賀県彦根市で高田武三が、高田工場として織物業を始めた。戦時中はパラシュートのひものメーカーだった。
転機は、戦後の52年に訪れる。渡米した武三は米空軍基地で軍用車に取り付けられたシートベルトを初めて目にした。米空軍では、戦死するパイロット…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,382文字/全文1,522文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】