いきなり英語で電話攻勢も…楽天・田中を狙うグラウンド外の有象無象
「携帯の画面に見知らぬ番号が表示されるのはザラ。電話に出ると、いきなり英語でまくし立てられたなんてこともあったらしい。恐らく米国の代理人が直接、電話をしてきたのでしょう」
田中の代理人はどうやら、いまだ正式には決まっていないようだ。よしんば内定していたとしても、正式な契約は結んでいないだろう。もし、正式契約していれば、100%に近い確率で代理人から漏れるはずだ。田中サイドは日本シリーズが終わり次第、代理人の選定を含め本腰を入れて動きだすに違いない。
代理人が正式決定していない上、開幕からの連勝はいまも続いていて、米国で大きな話題になっている。そんな現状に、グラウンド外の田中争奪戦はいよいよヒートアップしそうな気配だと、前出の関係者はこう言った。
「田中は一貫して、すべてはシリーズ終了後というスタンスです。けれども、なにしろ律義な男ですからね。球界の先輩たちの顔は潰せないし、邪険にするわけにもいかないのでしょう。周囲も巻き込んだ攻勢に、精神的にもかなりマイってると聞きました」
心に重荷を抱えながら、しかし、いまだ負け知らずなのだから、やっぱり大した投手なのかもしれない。