他球団の視線が集まる阪神・呉昇桓の“怪しいモーション”

公開日: 更新日:

■疑惑を逆手に陽動作戦

「この日の紅白戦では審判から注意はなく、クイック投球時は基本的にスムーズに足が出ていた。ステップを意識していたように見えたね。呉の生命線ともいえるあのモーションがなくなれば、こちらとすればくみしやすくなる。元に戻ったら戻ったで、今はダマって見ているだけだけど、オープン戦……、いや公式戦になってから、チームとして審判に“2段モーションじゃないか”とクレームをつけるという可能性もあるかもしれない」

 ライバル球団は虎視眈々と“揺さぶり”を狙っているというわけだ。別の007が言う。

阪神は昨年8月のヤクルト戦(京セラドーム)で、ヤクルト先発の木谷の1球目の直後に、和田監督が『2段モーションじゃないか』とクレームをつけた。結果的に却下されたが、何度も一軍で登板して、『シロ』と判断されている木谷に対して、わざわざクレームをつけた。そういうことをするのだから、シッペ返しをくらっても文句は言えない」

 他球団の呉に対するマークは、予想以上に厳しい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…