ヤ軍の先輩投手・黒田が激白 マー君を襲う「中4日の苦難」

公開日: 更新日:

 それが、メジャーに来ると、いきなり2日分が丸々なくなってしまうわけですから。この差は大きいですよ。<メジャーは球数が100球前後だから、中4日でも体の負担は日本の投手に比べれば少ないのでは>という人もいますが、正直100球でも130球でも、1試合投げれば疲労はそんなに変わらない。だから1年目は想像以上に中4日がこたえました。

 特にボクの場合は30歳を越えてからこっち(メジャー)に来たので、体の回復も遅かった。そうなると、どうやってこの2日分の休養、調整を補ったらいいのかと。日本にいたときから、自分の頭の中では肩の張りや体の重さを残したまま、次のマウンドに立つことは嫌だったので、相当悩みましたよ」

■マウンドでは葛藤続き

 1年目のシーズン序盤は、常に「故障」の2文字が脳裏をよぎったという。

「中6日で体を完璧に仕上げていたのを、中4日でやらなければいけないわけですから。どうしても体が重かったり、肩が張っている状態で次のマウンドに立たないといけなくなる。そんな状況だから最初は<このままなら故障するんじゃないか>という不安を持ちながらずっとマウンドに立っていました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭