「30回殴りたい」 DeNA中畑監督が怒った井納の“完投”
「頭を30回ぐらい殴ってやりたい。大反省してもらいたい。こんな投球ではエースになれない。全く褒めることはない。あとで集合かけます!」
DeNAの中畑監督から怒りのマシンガントークを食らったのは、18日のロッテ戦に先発した井納。完投勝利でリーグトップに並ぶ8勝目を挙げた「エース」だが、11点の大量援護をもらいながら6失点の内容に指揮官はあえてお灸をすえた。
この日は七回まで3失点。先発としての仕事を果たし、大量点差もあった。
お役御免と思いきや、中継ぎの不調もあって続投。八回に3失点し、完投に140球を要した。
井納は前回登板のオリックス戦で守備の際に走者と交錯。背中の張りと首の違和感を訴えていた。で、この日の140球だ。井納の成長を促すのはもっともなことだが、最下位に低迷するチームを牽引する貴重な戦力が故障しないか、チーム関係者はヤキモキしている。