謙虚でマジメ…デスパイネのキューバ人らしからぬ“評判”
「ラテン気質」じゃないとすれば、期待できるかもしれない。29日の日本ハム戦でデビューしたロッテのキューバ人助っ人・デスパイネ(28)のことだ。チームに合流してまだ数日しか経っていないものの、周囲の評判は上々。ある選手は「気難しい人かと思っていたけど、意外と親しみが持てる」と話す。
この助っ人、これまでキューバから来日したセペダ(巨人)やグリエル(DeNA)とは違い、予想以上に「謙虚でマジメ」と評判なのだ。
まずは時間に正確だ。助っ人の多くは時間にルーズ。中でも中南米選手は時間を守らない傾向があって、宿舎からの出発時間や練習開始時間に平気で遅刻することも珍しくない。ところが、デスパイネは、来日してから一度も集合時間などに遅刻したことがないどころか、約束の時間より10分程度前に来ることもあるとか。
■球団は「特別食」を用意も…
食生活に関してもグリエルのように好き嫌いはなく、牛丼をはじめ、おにぎり、サンドイッチなど普通の日本食をペロリと平らげる。食べ物は「用意されているもので十分」というタイプなのだ。