チームはプレーオフ微妙も…マー君が復帰へ急加速の理由

公開日: 更新日:

■キャプテンに有終の美を

 とはいえ、ヤンキースは2日(日本時間3日)現在、ア・リーグ東地区首位のオリオールズと5ゲーム差の3位。いまから2カ月後、チームがプレーオフに出られる保証はどこにもない。仮にプレーオフ進出が絶望的であれば、田中が復帰する意味もなくなるのではないか。来季に備えてじっくりとリハビリに努めるのがチームや本人のためじゃないのか。

「いや、今年に限っては、そうじゃない。月末時点で首位とどれだけゲーム差が離れていようが、ヤンキースは最後まであきらめない。その方針はフロントから現場に至るまで確認されています」とさる米国人記者がこう続ける。

「キャプテンであるジーター(40)の引退ですよ。ジーターの現役最終年とあって、プレーオフ進出は絶対条件。たとえ可能性が消えたとしても、最後までキャプテンを中心にベストを尽くすというのは球団の総意でもあるのです。だから今年に限って消化試合という言葉はヤンキースにはない。フロントは引き続き補強を続けるし、ナインはどんな状況になってもプレーオフ進出をあきらめません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭