弟子入り志願者も 阪神若手好投の陰に“師匠”呉昇桓の助言

公開日: 更新日:

 中西投手コーチが「(若手の中で)金田が一番いい」と褒め称えれば、ネット裏で視察したスコアラーも、「成果は徐々に表れている。この日の最速は145キロ。ストレートのキレと球威が増したことで、フォークがさらに効果的となっている。カーブとの球速差は実に51キロ。カーブをもっと磨けば、打者はさらにストレートを速く感じる。厄介ですよ」と、警戒を強めている。

 実戦で好投を続けるもう一人の「弟子」である金田は同日、宜野座でゴメス相手に実戦形式の打撃投手を務めて10打席で2安打に封じ、「きっかけが掴めそうな投球」と手ごたえを口にした。

 阪神は今キャンプ、大物OB投手の江夏豊氏を臨時コーチに招いた。その成果が出るかは今後次第とはいえ、すでに呉のもとには今オフの弟子入りを志願している若手もいるという。

 今季、両右腕が開眼するようなら、和田監督は呉に足を向けて寝られまい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も