「心はモヤモヤ」 オープン戦未勝利で日ハム栗山監督もう焦り

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 まだ勝てない。8日のDeNA戦に3-3で引き分けた日本ハムはこれで、オープン戦6試合で未勝利の4敗2分け。試合後の栗山監督(53)は、「ボクの心はモヤモヤしている」と声を絞り出した。

 たかがオープン戦。結果より内容重視だが、この日は先発のメンドーサが三回までに3失点と不安を残した。昨季7勝13敗のこの助っ人右腕が、それでもすでに先発ローテーション入りが確約されるほど投手陣の台所事情は苦しく、攻撃陣も12球団ワーストのチーム打率・189。結果も内容も悪いから、栗山監督の嘆きは止まらない。

「気になるところがあまりにも多過ぎる。野球は勝つために必死にやらないと、形が変わってしまう可能性がある」

 栗山監督は今季が契約最終年。自ら「優勝しか考えていない」と退路を断っているだけに、チームがこのままではモヤモヤしっぱなしだろう。

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