投手陣にくすぶる不満…松坂はまるでソフトBの“時限爆弾”
そうなれば「3年12億円」の先行投資がすべてパー。取り扱いには本人の気持ちを斟酌した上で、十分な注意が必要になる。まるで「時限爆弾」を解体するかのごとく慎重に、慎重に――。松坂の存在は内紛の火種になると同時に、巨額投資自体がフイになる可能性も秘めているのだから、ナーバスな問題と言わざるを得ないのだ。
試合後の松坂は「やりたいことはあったが、何もできなかった」とため息交じりに話した。もはや「平成の怪物」の姿はどこにもない。