初登板初先発でKOも…ロッテ田中英の成長阻む“過剰な同情”

公開日: 更新日:

 もっともかもしれないが、そういう同情こそ、逆に田中には気の毒ではないか。

 田中は学歴も偏差値も関係のない世界に自ら飛び込んだ。ロッテが彼の経歴を商売につなげようとしたのだとしても、マウンドに上がった以上は結果がすべて。満員札止めとなった3万100人の大観衆の声援、視線、期待が重圧となって力が発揮できなかったとすれば、まだ一軍のマウンドに上がる資格はない。それを酷だ、可哀想だと言うのは、それこそ田中を「色眼鏡」で見ている証拠だろう。

 田中のこの日のMAXは146キロ。過去の国立大出身選手に比べて、力はある。余計な同情は本人のためにならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した