錦織に厳しいローマ大会のドロー QFでジョコビッチと激突

公開日: 更新日:

 クレーコート(赤土)での大会が続く男子テニス。今週の大会は先週に引き続き、優勝すると1000ポイントがもらえるグレードの高い「マスターズ1000」のイタリア国際(ローマ)だ。第5シードの錦織圭(25)は、初戦となる2回戦でイジ・ベセリー(21・チェコ)と対戦することが決まった。両者は初顔合わせ。錦織は順調に勝ち進めば、準々決勝で第1シードのジョコビッチと戦うことになる。

 バルセロナ・オープンを連覇し、「クレーコートを得意としている」といわれる錦織だが、先週のマドリード・オープンでは、4月に結婚したばかりのマレーにストレート負け。いつもは錦織が見せる、意表をつくドロップショットなどでやられたシーンが印象的だった。サーフェスがクレーだろうがハードだろうが、ベスト3との実力差は歴然だ。しかも、ランク上位の選手も錦織を攻略するためかなり研究している。

 ちなみに11日付ATP世界ランキングでは、1位ジョコビッチ、2位フェデラー、3位マレーは変わらず、錦織は5位から6位に落ち、マドリード・オープンで3連覇をマレーに阻止されたナダルが05年以来10年ぶりにトップ5から転落。7位となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も