快進撃のDeNA 評論家とVメンバーが指摘する「優勝への課題」
98年優勝メンバーの駒田徳広氏がこう言った。
「若手が育ち、主軸がしっかりしてきた。他球団が新旧交代を迎えていることもあり、このまま突っ走る要素はある。できれば球宴までに(2位に)7ゲーム差をつけてほしい。DeNAは優勝から16年間遠ざかっており、今の選手で成功体験があるのは三浦くらい。(巨人など)試合巧者のチームがじわじわ追い上げてくるだろうから、今年はちょっと届かないな、というくらいの差をつけるに越したことはない。あとは夏場以降、体力、気力が持つか。チーム状態が落ちた時は1勝への足取りが重くなる。98年も夏にチームが調子を落としたが、ミーティングで『(自分は)若手、中堅時代に優勝した。でも、ベテランになってからはない。みんなと同じで優勝する自信はない。怖い。ダメだったら来年やってやろうぜ』と声を掛けた。苦難が訪れてもそれを飛び越えるくらいの気持ちを持って、守りに入ることなく戦って欲しい」
今季は優勝の大チャンスを迎えている。