巨人の高卒ドラ1岡本に「交流戦中1軍デビュー計画」浮上
現主将の坂本は高卒1年目の7月に1軍デビュー。この時は代走だったが、同9月に代打で放ったプロ初安打が決勝打。ここから2年目のレギュラー奪取につなげている。
「顔見せで代打だったとしても、坂本はそこで結果を出してレギュラーに這い上がった。あの時も遊撃には二岡が君臨していて、19歳の坂本がレギュラーを取るなんて誰も思っていなかった。打席さえ与えられれば、岡本にもチャンスはあるということ。村田もそれが分かっているから、故障した際、『大丈夫』と首脳陣に過少申告して1軍に残ろうとしたほどなんです」(前出の関係者)
昨季はチーム状態が悪いままリーグ3位で交流戦に突入した。今季は首位DeNAと2ゲーム差の2位。中日を敵地で3タテし、気持ち良く臨むことができる。最近3年間の交流戦は、優勝、3位、優勝。セの他チームがパに歯が立たない年が続いていることも、原監督に高卒ルーキー抜擢の余裕を生む。